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黒地の飛び柄小紋でお仕事
黒地の飛び柄小紋でお仕事_d0141636_2217668.jpg 黒のちりめん地に桜が飛んでいる一枚です。とろんとした生地なので着心地の良さは抜群♪柄のプリントくささが気に入らないのですが、黒地の小紋はやせて見えるのでガンガン着よう!と思った次第でございます。誂えたのにサイズがいまいち合っていなかったのできちんと直しました。サイズが合っているかどうか、は色々ありますが、要するに今の私の着易いサイズじゃなかった、ということです。黒地の飛び柄小紋でお仕事_d0141636_22172058.jpg

 帯は、まだ1月中になんとなく締めておかなきゃと選んだ綸子地なごや。源氏香と宝尽くし。わさび色のちりめん帯揚に、ぼたん色の三分紐の裏を出してグレー。トリエさんのブロンズ色の帯留でした。
 




 同じヒップサイズでも丸太のように奥行きの深い体型と薄っぺらい楕円の体型では前巾と後ろ巾の割り振り方を変えた方がより着易いです。単純に考えるとおくみ15cm+前巾+(後ろ巾×2)=ヒップサイズ。これで右脇縫いに上前がぴっちり合わさるということです。それでも前巾と後ろ巾をどう割り振るかで体型に合った着易さというのが出てきます。お誂えするならばこの辺もきっちり好みの仕立てにしたいところです。何枚も仕立てるうちに少しずつこの割合を変えたりしてようやくベストなサイズが分かってきました。
 少しサイズを変えては何度か着て着心地を確かめます。これも生地がしっかりした紬ととろとろのちりめんとでは感じ方が違うので本当に奥が深いです。
おおまかに、柔らかいもののときのサイズと張りもののときのサイズと別にしています。リサイクルのものを買う時にもこれに限りなく近いものを買うように注意しています。
(はー、長かった。この文章意味分かるかなぁ。)
by hudankimono | 2014-01-12 22:18 | キモノでお仕事